鼻の病気

鼻の病気
鼻の病気
鼻がつまる。くしゃみ、鼻水が止まらない。
あなたのQOLに影響します。

※QOL・・・クオリティ・オブ・ライフ。生活の質の向上

鼻にまつわる諸症状は、血液検査やレントゲン検査で原因を突き止めますが、まずは問診で分かるものがほとんどです。
少しでも早く、お悩みの根源から治療を進めてまいります。

花粉症

花粉症
花粉症といえば、春先のスギ花粉が有名ですがほかにもヒノキ、ブタクサ、マツ、ヨモギなど、60種以上の植物の花粉が原因になりうると報告されています。
  • くしゃみ
  • 鼻水(水様性)
  • 鼻づまり
  • 鼻・目のかゆみ
これらが花粉症による4大アレルギー症状であり、これらはアレルゲンによりますが、花粉に触れて数分~数時間で症状が出てきます。繰り返すことで喘息、便秘、偏頭痛などを併発する場合もあります。
対策としては、マスクや眼鏡で花粉との接触を断ち、抗アレルギー薬などの内服が有効とされます。

アレルギー性鼻炎

大きく分けて通年性と季節性のものがあり、花粉症は後者にあたります。原因としては、空気の乾燥や温度差、またペットの毛や黄砂のほか、ダニ、ハウスダスト、カビなどの抗原(アレルゲン)によるものが有名です。
特に遺伝的要素が強いものは「アトピー疾患」と呼ばれます。
つまり、多少なりとも遺伝的体質によるところがあるため、完全な予防は難しいのですが、原因を突き止めることで症状を軽減することはできます。
また、抗アレルギー剤、ステロイド、抗ヒスタミン薬、抗血管収縮性点鼻薬などを併用して症状を緩和します。

急性副鼻腔炎

急性副鼻腔炎
私たちの鼻には副鼻腔と呼ばれる4つの空洞があり、そこがウイルス感染などで炎症を起こしてしまうものを副鼻腔炎といいます。
急性の症状は主に痛み、膿性の鼻汁で、かぜに引き続いて発症します。また、発症した部位によって、頬部、目の内側、おでこに痛みが生じ、ほかにも頭痛や頭重感がある場合もあります。
治療としては、鼻汁を吸引してきれいにし、原因菌に有効な抗菌薬と痛みを緩和する消炎鎮痛薬の吸入、また内服薬を投与します。

慢性副鼻腔炎

副鼻腔炎が長引く、または繰り返す状態が3カ月以上続いているもので、「蓄膿症」とも呼ばれます。絶えず黄色や黄緑色の粘性の鼻汁が出て詰まってしまうため、口呼吸になる、いびきをかくなどの症状が見られます。
鼻汁に含まれる細菌が喉に回ることで気管支炎を併発する場合もあります。
治療としては、定期的に鼻汁を吸引してきれいに取り除きます。また、少しずつ抗生物質や粘液溶解剤などを内服することで、状態を改善に導いていきます。 治療を数カ月続けても効果が出ない場合は、手術になる場合もあります。

花粉症の方へ

花粉症の方へ

近年、スギ花粉によるアレルギー症状である「鼻みず」「鼻づまり」「くしゃみ」「目のかゆみ」に悩まれている患者さまはますます増加傾向にあります。
当院では、花粉症の初期療法をお勧めしております。それにより症状の発現を遅く、軽くすることができます。
症状のある方も、まだない方も一度ご相談ください。

ご来院の上Web登録をして頂いている方には花粉症シーズンの前にメール配信にてお知らせを行っております。

舌下免疫療法

春につらい症状をおこすスギ花粉症や季節を問わずあらわれる、ダニによる通年性アレルギー性鼻炎の治療法のひとつに舌下免疫療法があります。舌下免疫療法はアレルギーの原因となっているアレルゲンを少量から投与することで、体をアレルゲンに次第に慣らし、根本的な体質改善によりアレルギー症状を治し、長期にわたり症状を抑える可能性のある治療法です。
原因となるアレルゲンを用いて行う治療ですので、原因となるアレルゲンを検査で確定する必要があります。
治療は長期間(3~5年)かかります。
小児の患者さんも治療できます。

鼻のうがい(サイナス・リンス)

鼻のうがい(サイナス・リンス)
痛くなく、ツーンともしない、お手軽な鼻のうがい!

鼻の奥まで「丸洗い」できますので、ホコリや花粉、ウィルスが付着しやすい上咽頭粘膜を洗うことができます。かぜやインフルエンザの予防対策としても役立ちます。

こんな場合にご使用ください。
  • ハウスダスト
  • かぜを引きやすい
  • 鼻づまり鼻の不快感
  • 薬が飲めない妊婦さん
  • ペットの抜け毛
  • 花粉
使用上の注意について
  • ボトルは、指と指がつくまでゆっくりやさしく押してください。
  • 鼻うがいを終えたあとに鼻をかむ際は強くかまないように気をつけてください。
  • 鼻づまりがひどい時や、鼻に疾患がある場合は医師に相談の上ご使用ください。

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